顔合わせ編
顔合わせとは、ふたりの結婚の意志を確認するためにお互いの両親を引き合わせること。
食事などを楽しみながら、両家の親睦を深める意味があります。
「こうしなければいけない」というような決まり事はなく、
その場で結納の相談をする場合もあれば、結納はせず顔合わせのみで婚約とする場合もあります。
なお、結納と違って支払いについても決まり事はないので、
最近では親同士が気を遣わないよう本人が支払うケースも多いようです。
顔合わせの会場は、ホテルや料亭、レストランなどある程度格式があるところがおすすめです。
個室があって静か、スタッフのサービス、料理のおいしさ、
予算などいろんなポイントがありますので、よく話し合って決めましょう。
また、お互いの親が遠方に住んでいる場合は
会場を中間点にするとどちらかに負担をかけずにすみます。
全員が揃ったら、男性側から両親を紹介するのが一般的。
親の紹介は紹介のあと行います。
和やかな雰囲気になるよう心がけましょう。
※当ホテルでは主に「割烹楽水」「割烹思水」「ヴォルカン」「小宴会場」
にて顔合わせを行っております。
1.始まりの挨拶 | 一般的には男性の父親、または男性本人が挨拶します。 |
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2.お互いの家族紹介 | 男性が両親を紹介した後に両親が自己紹介をします。 続けて女性が両親を紹介し、両親が自己紹介をします。 |
3.乾杯 | 男性の父親が乾杯の音頭をとります。 |
4.食事・歓談 | 食事をしながらお互いの家族構成や趣味などを語り合います。 結納をする場合は、日どりなど今後のスケジュールについても話し合いましょう。 |
5.本人たちの挨拶 | 2人の挨拶で食事会を締めます。 |
会場の雰囲気に合ったファッションを心がけましょう。
デニムやTシャツ、肌の露出が多い服装はNGです。
男性はダークスーツ、女性はワンピースやスーツが一般的です。
会場が料亭なら着物もおすすめ。
ふたりが中心に座り、親がふたりを囲むようにすると会話が弾みやすいでしょう。
入口から最も遠い上座に男性の父親が、入口に最も近い下座に女性本人が座るのがマナーなので、
そのように案内される場合が多いのですが、
女性の親の方が年配で相手の勧めがある場合などは逆でもOK。
臨機応変に対応しましょう。