こんにちは。
今回の「SHIROYAMA サステナラボ」では、リユースの取り組みの一環として、
9月16日にSHIROYAMA HOTEL kagoshimaで開催された「不要什器備品フリーマーケット」についてご紹介します。
- #つくる責任つかう責任
- #気候変動に具体的な対策を

こんにちは。
今回の「SHIROYAMA サステナラボ」では、リユースの取り組みの一環として、
9月16日にSHIROYAMA HOTEL kagoshimaで開催された「不要什器備品フリーマーケット」についてご紹介します。


ホテルで使っていた古い什器や備品は、使用済みとはいえ価値のあるものやおしゃれなもの、いわゆる「ブランド品」が大量にあります。当ホテルでは通常、パートナーシップ協定を締結しているサーキュラーパーク九州にお願いして再資源化を図っていますが、まだまだ様々なシーンで活躍してもらいたいと、地域のお客様やお取引様、従業員とリユースの道を探りました。
フリーマーケット開催第1回目の今回、不安と期待の中でしたが、祝日(敬老の日)ということもあって、午前10時の開催前からたくさんのお客様にお越しいただきました。



会場となったエメラルドでは、会場をぐるっと一回りするように、100円、300円、500円、1000円のコーナーを設置。それぞれ使用済みの食器やグラスが大量に並べられたり箱積みされ、お客様が気に入った商品を手に取り、それぞれの担当スタッフのもとで清算。購入した品はお客様自ら新聞紙で包み、持参のマイバッグやダンボールなどに入れてお持ち帰り。会場でも持ち帰り用に、ホテルの袋と段ボールが販売されていました。
お客様にお声がけすると、ほとんどがご自宅用に購入とのこと。
「家の食器も処分しているんだけど、見るとまた欲しくなって・・・」「こんな値段で素敵な食器が手に入った」
と嬉しそう。 15時までの開催でしたが、1時間足らずのうちに、山のように並べられた什器たちが数少なくなっていました。

今回の開催告知は、ホテル公式HPをメインに南日本新聞「南のカレンダー」やSNS、アプリ会員へのお知らせでした。フリーマーケットでは約5000個 、計545,000円の売上、総勢約400名のお客様にご来場いただきました。今回の売上の一部はユニセフ協会に寄付することになっています。
今回のフリーマーケットで、眠っていたお皿など不用品の8割程度を販売することができました。また、販売しきれなかった什器についても廃棄することなく、サーキュラーパーク九州のリマーケティングセンターにて有効的に資源循環をしていただくことになっています。
今回強く感じたのは、『モノ』が持つ利用価値。ホテルでは使用済みの不用品だとしても、それを喜んで使ってもらえる場所があるということ。 ホテルのハレの日を彩ってくれたお皿たちも、新たな場所で大切に使ってもらえることを喜んでいるのではと嬉しくなりました。これからも、こうした持続可能なフリマーケットが続けられることを心から願います。
SHIROYAMA HOTEL kagoshimaは、今後も地域の皆さまと一緒に様々な活動やイベントに挑戦し、環境に配慮したホテルであり続けるためスタッフ一同努力してまいります。