~「鹿児島城跡」の史跡指定と保存・活用に向けて~
山城「城山」をテーマとした連載の第4弾。
今回は、専門家による現地調査に潜入します。
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山城「城山」をテーマとした連載の第4弾。
今回は、専門家による現地調査に潜入します。
黎明館の正面に御楼門が復元されたのが令和2年でしたが、復元に先立つ発掘調査などを通じて、鹿児島城跡の姿や価値が明確になってきたことで、昭和6年に天然記念物・史跡に指定されていた「城山(山城部分)」に加え、「麓の屋形を含む一帯(黎明館の周辺)」が令和5年3月に追加指定され、「史跡・鹿児島城跡」となりました。
この追加指定を受けて、これからの鹿児島城跡の保全整備のため、県と市が中心となり令和6~7年度の2か年で「史跡鹿児島城跡保存活用計画」を作り、これからの遺構修復や案内看板の設置など周辺環境整備につなげていくことになります。
ついては、保存計画策定に当たっての基礎となる図面を作成するため、城郭研究の第一人者として知られる中井均・滋賀県立大学名誉教授はじめ専門家の指導を受けて、県が6年度から数回にわたり、城山ホテルの敷地も含め城山一円で、調査を行いました。
ブログスタッフ“K”も昨年12月の調査に同行させてもらい、タイムスリップ?しつつ “ツワモノ目線”になって、樹木や枯草をかき分け掻き分け、急斜面を登ったり降りたりしながら調査の苦労や面白さを体感しました!
中井先生によると、ホテル敷地内でも曲輪(陣地)や防御施設である土塁・切岸(敵の侵入を防ぐため人工的に造られた急峻な斜面)などの遺構が確認されるそうです。遺構のなかには戦国時代の特徴がみられるものもあり、一部は明治10年、西南戦争における城山の攻防でも使われたと考えられるとのことです。
ホテル周辺にも、このように様々な歴史が刻まれており、興味が尽きません。
(監修)鹿児島県観光・文化スポーツ部文化振興課主査 西野元勝さん







































































